オンリーファンズのサブスクリプションバンドルを使いこなそう
オンリーファンズのサブスクリプションバンドルとは、簡単に言ってしまえば「サブスクのまとめ売」です。
オンリーファンズで、サブスクリプションバンドルをうまく活用することで、大きな集客効果となり、フォロワー増しと売上アップに繋がります。
ちなみに、サブスクリプションとは「月額費」のことで、バンドルとは、「束」という意味です。ようするに、サブスクリプションを束売りすることを意味します。
束売り=期間を選ぶ
- 3ヶ月分
- 6ヶ月分
- 12ヶ月分
この3つの期間から、まとめ販売(束で売る)をすることができます。
割引を当てる
- 5%
- 10%
- 15%
- 20%
- 25%
- 30%
- 35%
- 40%
- 45%
- 50%(半額)
そして、この期間に割引を追加します。
これがサブスクリプションバンドル
- 3ヶ月分を購入してくれる人には、5%の割引を
- 6ヶ月分を購入してくれる人には、10%の割引を
- 12ヶ月分を購入してくれる人には、50%(半額)の割引を
サブスク$10ドルで作成するとこんな感じ↓
サブスクリプションバンドル【やり方】
- アカウントにログイン
- 右下のアイコン
- 私のプロフィール
- プロファイルの編集
- サブスクリプション価格とバンドル
- サブスクリプションバンドル
ここから編集できます↓
期間は自由に選べます
3ヶ月だけ選んでもOKだし、3つとも選んでもOK。
割引の%は上げていく
期間の長さによって、割引の%を上げていきましょう。
サブスクリプションバンドル【注意点】
注意点①:上限$250ドルまで
サブスクリプションバンドルには上限額が$250ドルまでなので、この上限を超えない月額費、期間、割引とする。
注意点②:12ヶ月運営する覚悟
12ヶ月の期間を設定したら、ちゃんと12ヶ月運営する覚悟が必要です。
注意点③:バンドル中は退会できない
ファンが12ヶ月分を購入すると、クリエイターはその期間中に退会することはできません。
サブスクリプションバンドルで割引にしか反応しないファンを集客する
サブスクリプションバンドルは、「お得感を得られないと入会してこないファン層」の集客に役立ちます。
しかし、ただ思考停止でサブスクリプションバンドル活用しても、意味のないものえと早変わりしてしまうので、気をつけたいところ。
効率的にサブスクリプションバンドルを活用して、大きくファンの集客を行いましょう。
失敗例【たった 5% の割引で心揺らぎますか?】
先にサブスクリプションバンドルのNG例を一つ紹介します。これやっちゃってる人が多いんですよね。
犯しがちな失敗例
- 3ヶ月(5%)
- 6ヶ月(10%)
- 12ヶ月(15%)
少しでも稼ぎたいを優先してしまい、割引は底辺トップ3をそのまま導入しちゃうこと。5%の割引で心が揺らぎますか?
おそらく多くの人が「魅力的に感じない」、または「お得感も感じない」と思っているはず。ではどのパーセンテージなら心が揺らぐのか。
思わずポチりたくなる割引パーセンテージ【エビデンスベース】
SendOwlのデータによると、デジタルマーケットでは、[20%, 33%, 50%] がベストな割引パーセンテージとのこと。
Our main finding is that there are three sweet spots for discounts: 20%, 33% and 50%. These discounting strategies resulted in the maximum number of orders.As you can see, the general trend is for discounts to gradually attract more orders as they get closer to 20%, before falling back again. The big outlier is the 50% category.
引用元:SendOwl (How much should I discount my digital products?)
「私たちの発見では、適切な割引スポットとして、20%, 33%, 50%との結果が出ました。こちらのパーセンテージを設定することで最良の結果に導きます。一般的に20%付近がお客を魅了させる割合が高く、1番効果的だったのが50%です」
順位で表すとこうなる
- 1位:50%(1番売れる)
- 2位:20%(2番目に売れる)
- 3位:30%(3番目に売れる)
20%の割引の特徴
20%と30%の割引では、簡単に計算ができ、お得感を感じられる数字、だと言われているそうです。特に価値あるものを提供するときには、この数字が良いとされています。
50%の割引の特徴
しかし、1番大きな動きを見せたのが、半額の50%だったそうです。半額って響きも良いそうで、とくに突然の期間限定販売などに最適な割引%だそう。
デジタル製品は「1度作ったら終わり」なので、売り上げのすべてが利益になります。たとえ50%の半額で販売しても十分に利益になります。
12ヶ月プランの購買を促す【太客の確保】
ファンが、短期プランか長期プランのどちらかを選ぶかによって、その心理は変わってくるんではないかと思われます。
3ヶ月プランを購買する心理
- とりあえず割引に反応する人
- 興味はあるけどちょっと覗き見したいだけ
- コンテンツ価値を先に見極める傾向
- 長期プランを購買するのは怖い
- 3ヶ月分ならそこまで高くない
12ヶ月プランを購買する心理
- 興味があるから長期プランを選ぶ
- 「お金」より「ずっと繋がっていたい」を優先
- 更新のプレッシャーが嫌なので先払いしたい
- お金には余裕がある
長期プランを選ぶことは、期間も長くなる、料金も高くなってくるわけなので、それだけ熱意がある人でない限り、長期プランの購買をポチるとは考えにくいです。
なので12ヶ月分を先に ドカンッと購買してくれるファンは、より高い購買意欲を持った「太客のファン」と言えると思います。
なので、できれば12ヶ月分を購買してくれるように誘導したい。
サブスクリプションバンドルはこの2択に絞る【おすすめの誘導法】
ここで、「12ヶ月分を購買してもらう」+「適切な割引パーセンテージ」の2つを考慮して、おすすめのサブスクリプションバンドルを提案します。
中央値の選ぶ傾向
おすすめサブスクリプションバンドル
・3ヶ月(20%割引)
・12ヶ月(50%半額)
3ヶ月(20%割引)
- ちょっと覗き見したいファンの集客に
「お得感」を感じないと購買しない人のために、とりあえずこちらを用意しておきます。
12ヶ月(50%半額)
- 購買意欲が高い太客の集客に
熱意のあるファンには、1番購買の動きが高かった 50% を提供します。半額の響きで購入率も高まるでしょう。
ちなみに 6ヶ月を除外した理由は、選択肢を3つにするためです。レギュラープラン+3ヶ月+6ヶ月+12ヶ月、だと選択肢が増え、迷いが出るかも。
さらに実践したい効果的な集客術
アダルトファンクラブに集客する方法【収益爆上げ術】
サブスクリプションバンドルも1つの集客テクニックになりますが、アダルトクリエイターならではの本質的な集客術を取り入れれば、大きく収益を増やすことにつながります。とくに収入源の確保を目指している方は、こちらのテクニックも取り入れたいところ。
サブスクリプションバンドルで割引するからサブスク価格を高めにする!?
さて、ここまでサブスクリプションバンドルについて学んできましたが、きっとこう思った人もいるのでは?
割引を提供するんだから、そもそもサブスク価格を高めに設定すべきだな
これって正解だと思いますか??
もしフォロワー数を伸ばす目的であれば、サブスク価格は誰でも支払いが可能な低価格($5ドル - $10ドル)に設定しておくべきだと思っています。
たとえサブスクリプションバンドルで割引を設定するとしても。さらに低価格でも、$5ドル or $10ドル では大きく変わってきます。
低価格+サブスクリプションバンドル=稼げない
上記↑の公式通りだと、稼ぎには繋がらないのは確かです。
$10ドル + 12ヶ月プラン(50%半額割引)= $60ドル
さらに手数料が引かれて最終的に手元に入る金額は、$48ドルです。
$5ドル + 12ヶ月プラン(50%半額割引)= $30ドル
さらに手数料が引かれて最終的に手元に入る金額は、$24ドルです。
「稼ぐ」より「かくまう」が大事
低価格では稼げないと考えるより、「かくまえる」とポジティブな方向転換にし、ぜひサブスクリプションバンドルを使ってもらいたい
逃げる逃がさないの戦い
サブスクリプションサービスって、結局はここの「逃げる逃さないの戦い」になるんですね。
多くの人が、「フォロワーを増やして稼ぐ」ばかりに注力を注いでいます。でも、「フォロワーを逃さないこと」も大事なテクニックです。
高額サブスクリプションで1ヶ月で逃げられるより、低額でも12ヶ月分支払ってもらえれば、同じような収益額になるのと、プラス、逃げられない利点付きです。
だからこそ、なるべくなら12ヶ月プランに誘導するためにも、12ヶ月プランも安く感じさせることが大事で、サブスク価格を上げるのはおすすめはできないです。
ファンにとって100ドルの支払いは大きな壁
12ヶ月分がまとめ買いできるとはいえ、$100ドル(1万円)の支払いを目の前にすると気が引けてしまうんではないかと思われます。
とくに近年は、サブスクリプション需要が増えてると共に、合計$250ドル+の失費が増えているでデータがあります。そこでここでの$100ドルは大きいのかなと。
$10ドル + 12ヶ月プラン(50%半額)
この場合、クリエイターの手元に入ってくる$48ドルですが、ファンの支払いは$60ドルになる。
$15ドル + 12ヶ月プラン(50%半額)
ちょっと欲張ってサブスク価格を$15ドルにした途端、ファンの支払いは$90ドルにも上ります。
$100ドルの失費をダメージとして感じない人がいるのも確かですが、ダメージとして残ってしまう人の方が多いでしょう。
なので、なるべくなら12ヶ月分の支払いでも$100ドル以下、$50ドル以上の支払いに留めておきたいところ。
入口の敷居を下げ、後で稼ぐ
ここに尽きるかと思います。
他の収益機能も使う
多くの人が、「サブスクリプションで稼ぐ」と思っているかと。しかし、これは不正解です。他の収益機能もあることを忘れずに。
かくまってる間にトラップを仕掛ける
言葉は悪いですが、その名の通りです。かくまっている間に収益につながるトラップを仕掛ける戦略を考えましょう。